新規受託項目のお知らせ

謹啓
 
 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
このたび、先生方のご要望にお応えするため、下記検査項目の受託を開始することとなりましたのでご案内申し上げます。

 弊社では今後、微生物、ウイルス感染対策の強化のため、検査技術の向上に努めてまいります。今後とも何卒、ご利用賜りますようお願い申し上げます。

謹白

 

     記     

■ 新規受託項目:
SFTSウイルス 〔項目コード:5277〕

■ 新規受託開始日:
2022年1月4日(火)受付分より

●SFTS(重症熱性血小板減少症候群)ウイルス
 SFTSウイルスはマダニに咬まれることにより感染します。近年、SFTSウイルスに感染した伴侶動物(犬、猫)に咬まれる、または、直接触れることにより感染した事例が報告されています。ヒトでの致死率は極めて高く10~30%です。犬、猫も同様に予後不良な場合もあります。

対象動物 犬、猫
検査材料 EDTA血漿
測定方法 リアルタイムPCR法
報告日数 3~7日
測定施設 東京大学 動物医療センター 遺伝子検査部
検査料金 12,000円 (税別)
検査キット 3,000円 (税別)

●ご依頼方法
  ①弊社へご連絡ください。   TEL: 03-6666-7631(9時から18時)
検査キットをお送りさせていただきます。
    検査キット〔検体輸送容器、不活化液入り検体容器、感染性検体搬送用ボックス(カテゴリーB容器)〕、検体採取マニュアルおよび依頼書をお送りいたします。
  ②検査キットの受け取り
  ③検体採取
   検査キット内にあるマニュアルをよく読んで、検体を採取してください。
   依頼書に必要事項を記載してください。
  ④弊社へ返送(ゆうパックをお使いください)
  ⑤検査
   陽性の場合には即時ご連絡させていただきます。
  ⑥報告書でのご報告

●検体搬送につきまして(ゆうパック)
 2021年2月1日より新型コロナウイルス感染症のPCR検査の検体が郵便物として取り扱うことができるようになりました。条件として①検体が不活化されていること。②検体に対し、医療機関などと同水準な厳重な三重包装がされていること。この条件を満たすものに限り、取り扱うこととされています。
 弊社で取り扱っております検査キットは、この条件に対応した一時容器(不活化液入り)二次容器(パウチ、吸収材)、三次容器(ボックス)を用いて三重包装(WHOの感染性物の輸送規則に関するガイドライン2013-2014版に準じたカテゴリーB包装)です。

※日本郵便「新型コロナウイルス感染症のセルフPCR検査の検体の輸送方法および注意事項について

https://www.post.japanpost.jp/notification/covid-19/specimen.html

●検体送付方法