臓器数の数え方

以下の臓器は1臓器扱いとします。
① 左右一対の臓器
② 子宮と卵巣
③ 腫瘍(病変部)及び所属リンパ節
④ 上部消化管(胃・十二指腸・空腸)内視鏡検体
⑤ 下部消化管(回腸・結腸・直腸)内視鏡検体
⑥ 消化管(胃から直腸)外科切除検体
⑦ 複数のリンパ節

契約は結ぶのでしょうか?

特に契約書は必要はありません。但し、病院様の所在地・電話番号・支払い方法などの情報を弊社の顧客管理システムに登録させて頂きます。「顧客登録用紙」に必要事項をご記入下さい。
顧客情報は検体受付前(受付日前日まで)に顧客システムへの登録が必要なため、検体を出す事が決まった時点で、連絡を頂き、聞き取りの上、登録いたします。

液状(細胞診)検体はどのように扱ったら良いですか?

直接塗抹標本および沈済塗抹標本の両方を作製してください。
沈済塗抹は遠心器にて処理した沈渣をスライドガラスに塗布後、充分に乾燥させてください。
液体のままで送付(提出)することは避けてください。細胞の変性により正確な検査が困難になります。
やむを得ず液体を送付(提出)する場合には必ず冷蔵して送付(提出)してください。

ホルマリン固定液は貰えますか?

公正取引及び毒物搬送の違反となりますのでご提供できません。

検体提出はどのようにすればよいですか?

密閉できる広口のプラスチック容器に充分な固定液と検体を入れ、宅配業者または郵便局の郵パックをご利用下さい。
液漏れが無いように蓋はしっかり閉めて、搬送中の容器破損を防止するため緩衝材などで保護してください。

検体の送付はどこの業者を使えばよいでしょうか?

宅配業者または郵便局の郵パックをご利用下さい。
通常郵便による送付は避けて下さい(適切な梱包を施さないと検体破損及び、固定液流出の原因となります)。

依頼書は頂けますか?

依頼書の特記事項にその旨記載するか、電話にてご用命ください。依頼書を郵送させて戴きます。また、ホームページからのダウンロードもご利用ください。

検体を取りに来ていただくことは出来ますか?

集荷は行っておりません。弊社宛に直接送付してください。

検体の送料は出していただけるのでしょうか?

検査料金には含まれておりません。各病院様にてご負担ください。

容器はいただけますか?

容器は大、中、小の3種類およびスライドケースをご用意しております。初回は電話にて、また2回目以降は検査依頼書の『特記事項』欄にその旨ご記載下さい。郵送させていただきます。

結果報告までの日数は?

病理検査結果は標準として弊社に到着後、3日~4日で報告いたします。(再固定、脱灰、脱脂、コンサルテーション等が必要な場合、日曜休日はこの限りではありません)。
細胞診検査は到着当日から翌日中に報告致します(難しい症例にてコンサルテーションが必要な場合は、この限りではありません)。

迅速・緊急で報告していただくことは出来ますか?

別料金サービスで可能です。依頼書の『別料金サービス』欄の『 至急 』の項にレ点をお入れ下さい。
細胞診断は検体到着日、組織診断は検体到着の翌日から2日以内に報告いたします。再固定や脱灰が必要で至急診断が困難な場合は検体受付時にその旨ご連絡致します。

結果の報告方法は?

結果が出しだい、ファックスまたはe-mailにてご報告致します。尚、本報告書は翌月初旬に1ヶ月分まとめて郵送致します。

先生に質問することは出来ますか?

お電話下さい。担当医がお答え致します。

残検体はどれくらいの期間保存していますか?

固定検体は1ヶ月間保管します。パラフィンブロック及びガラス標本は3年間保管致します。

染色標本やパラフィンブロックを貸して貰う事は可能ですか?

染色標本の貸出は可能ですが、ブロックの貸出は致しません。
ブロックの貸出ご用命の先生方には、返却扱いとさせて頂きます。

同一動物で細胞診検査と組織診検査をお願いする場合依頼書は1枚でよいですか?

別々の診断書が必要な場合は各々ご用意ください。
診断書が1枚で良い場合には1枚で構いません。その場合、細胞診検査は組織検査と同時報告になります。

参考スライドの取り扱いは?

参考スライドは組織検体と同封し、検査依頼書の『特記事項』欄にその旨記載すると共に部位、スライド枚数等の情報もご記入下さい。
原則として参考スライドについての報告はお出し致しません。所見、診断、コメント、結果報告をご要望の場合には、別途細胞診検査としてご依頼下さい。

支払い方法はどのようになりますか?

金融機関口座からの自動引き落としです。顧客登録時に必要書類をお送りいたします。その他につきましてはご相談に応じます。

検査料金について教えてください。

ご連絡頂ければ、料金表をお送り致します。